飲食店でよく見かける「Please seat yourself」の意味とは?

ジェガーさんとバー・レストランに行った時のこと。入口にこんな看板が置いてありました。


Please seat yourself

ポイント

“please seat yourself” は「ご自由にお座りください」という意味です。普通はサーバー(server)さんが出てきて案内してくれるのですが、カジュアルな店だとこういう看板があることが多いです。

他には、メキシコ料理店でこんな看板も見ました。
Please order and pay first then seat yourself
こちらは「先に注文・会計をすませてから、ご自由にお座りください」と書かれているんですね!

補足

一方、先日ジェガーさんと回転寿司に行った時は、こんな看板が入口にありました。
Please wait to be seated
「お席にご案内するまで、お待ちください」ということで、こちらは係の人が案内してくれるようです。

「何名様ですか?」「2名です」「お名前は?」「ジェガーです」とやりとりした後、入口付近のソファへ。

実はこの日はバレンタイン・デー(Valentine’s Day)。ほんまは別の店に行く予定やったんですが、あいにく混み混みやったので、近くにあったこちらに入ってみました。私のいるところには現在市内に2件回転寿司があって、一つは日本のチェーン店、もう一つはアメリカ人オーナーが経営しています。私たちが今回入ったところは、アメリカ人が経営する方の店でした。

店内を見渡すと家族連れが多く、にぎやか。席もほぼ満席です。
Blue C Sushi
奥の壁には渋谷のスクランブル交差点の写真のアートが飾られていて、その両脇のスクリーンには旅行家・記録映像作家の永川優樹さん(@egawauemon)による “WORLD – CRUISE” シリーズの日本編が流れていました。


柱にはお皿の値段が表示されていますが、日本よりやや高めといったところでしょうか。寿司を握っている人の中には、日本人の姿も見えます。
Blue C Sushi 2
回転寿司屋さんっぽくない雰囲気に見入っていると、名前を呼ばれたのでカウンター席へ。さっそく “edamame” が回ってきました。
edamame
続いて握りも。”albacore” が一瞬何かわからなかったので、先日 Facebook ページに懸賞クイズを出してみましたが、これはビンチョウマグロです。
albacore
ロールもいろんな種類があります。特に名前が気になった「スパイダーロール」は、どこがどうスパイダーなのかちょっと謎です。カニの天ぷらとキュウリとアボカド、そしてマサゴが入っています。
spider roll
ご当地ロールもありました。名産物のサーモンとキュウリとアボカド、そしてやはりマサゴが入っています。サーモン以外、スパイダーロールと具一緒なのがやや気になります。
Seattle roll
とりあえずサーモンの握りを取って食べてみました。すると皿になんと、「YURAKUCHO LINE」と書いてあります。赤は丸ノ内線のような気もしますが、うまいこと考えてはります。
Yurakucho line
他の皿も、水色には「TOSAI LINE」、オレンジ色には「GINZA LINE」、紺色には「MITA LINE」と書いてありました。一番高いのはちなみに、紫色の「HANSOMON LINE」でした。

私は回転寿司は慣れているので普通に片手で皿を取りますが、ジェガーさんはなぜかいちいち両手。しかも下手に腕が長いので、隣のおっちゃんの領域にも腕を延ばして皿を取ってはります。注意すると、私が食べた皿を積み重ねているのを見て「危ない危ない」と向こうも注意してきました。

「いやいや、食べた皿はみんな重ねはるんやで」
「そうなん!?」

見るとジェガーさんの横には皿が全部広がっていて、またもや隣のおっちゃんの領域に進出しています。おっちゃんに迷惑かかりすぎです。

急いで皿をかき集めると、ジェガーさんがそれを私の皿の上に積み重ねていって、私が一人でこんなけ食べたみたいになってしまいました。
kaiten sushi
でも、寿司は思ったよりおいしくて、ジェガーさんも楽しんでいたので、また回転寿司行ってみたいと思います。